今日の一言 2024-08-20 (火)

人として一流をめざすための道場長の今日の一言 " 食の危機管理能力 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

『しょく の ききかんり のうりょく』

 

 

先日の東京出張で

渋谷区恵比寿にある

 

観光客は殆ど知らない、

知る人ぞ知るという

定食屋さんに行ってみた。

 

 

そのお店の

常連のお弟子さんに

聞いてみた。

 

「何がオススメかな?」

 

「先生の大好物の唐揚げ定食か、チキン南蛮がおすすめですよ」

というので、

 

迷わず

唐揚げ定食を注文した。

 

 

なるほど

サクサクジューシーな

唐揚げは

とても美味しく大満足だ。

 

 

その横で

お弟子さん達が

何やらヒソヒソ話を

しているではないか。

 

 

どうやら

定食のご飯の量が、

 

以前より

少なくなっている

とのことらしい。

 

 

私はもちろん

初めてのお店なので

分からなかったのだが、

 

 

地元でよく通う

定食屋の半分位の

ご飯の量だったことは確かだ。

 

 

まぁ東京なので、

渋谷区恵比寿だし、

 

少し、おハイソなのか

とも思っていたのだが、

 

以前はそうでは

なかったらしい。

 

 

 

そういえば、

地元のスーパーも

陳列から米が無くなっている。

 

 

私は必ず、

地元以外の場所に行けば、

 

近くのスーパーに

立ち寄ることにしている。

 

 

どこにでもあるような

大手スーパーではなく、

 

地元密着型というか、

個人経営に近いような

スーパーに行くのだ。

 

 

そこには

地元の神戸には

無いような

食品や日用品などを

見つけることがある。

 

そこでしか買えない

地ビールとか、お菓子とかを

探すのが楽しい。

 

 

また地元と比較して

価格帯や

並べてあるものなどを見れば、

 

おおよそ、

その地域の生活水準も分かる。

 

 

それにしても、

どこのスーパーも

米が無くなっている。

 

 

当時は地震の影響で

水も2リットルお一人2本までと

張り紙が貼ってあった。

 

 

 

何れにしても

世間は米不足なのだそうだ。

 

 

 

昨年の猛暑の影響や

インバウンド客の

米の消費などが

理由というが、

 

本当のところは分からない。

 

 

秋には

新米が出回るから

それまでの我慢だというが、

 

今年の猛暑は

昨年以上なのだから、

 

その理由が本当なら、

来年も米不足は

確実ということに

なるのではないのか。

 

 

外国人観光客が

1週間から10日

滞在したとして、

 

その多くが

1日3食

米を食べるとは

考えられない。

 

 

確かに東京や京都で

観光地のご飯屋さんで

外国人観光客を

見ない日はなかった。

 

 

それでも

マクドナルドや

イタリアン、

パスタやピザ店も

インバウンド客で

大繁盛していたのだ。

 

 

そういう事実を

目の当たりにしたら、

 

とても米不足の原因が

インバウンドの増加で

需要が増えたため、

 

とは

私は思えない。

 

 

 

何か国民には

知られてはまずい

事情でもあるのではないか。

 

 

政府と

マスメディアが

結束して

 

本当のことを

国民に知らせないことは、

 

日本は本当に多い。

 

 

どうして?

 

それは

既得権益に

しがみつくためだ。

 

 

 

我が家は

お陰様で

米不足の影響は

今のところ全くない。

 

値上がりもしていないし、

 

販売店から

注意喚起すら全くない。

 

 

それは

農家と直接契約している

販売店から購入しているからだ。

 

 

 

例えば、

野菜にしても

 

生産過剰分や

形や色が悪くて

出荷できないものを

毎月お任せで購入している。

 

 

お任せだから、

何が届くか分からない。

 

でも

農家が出荷できない

困ったものを購入するから、

当然安い。

 

 

「また大根か、またきゅうりが届いた」

 

毎月こんな調子だが、

農家も助かる。

 

 

常に需要と供給の

バランスが安定しているから、

何の影響もない。

 

 

農家も助かるが、

我が家も

助かっているのだ。

 

 

世間は

米不足という時にでも、

 

値上げもしないで、

いくらでも売ってくれる。

 

 

 

まだ子ども達が

小学生の頃に、

 

田植えから収穫までの

体験会に

家族で参加したことがある。

 

 

完全無農薬なので

雑草が生えるから、

それを取り除く。

 

 

夏の炎天下にも関わらず、

普段の農家の人達の

苦労もよく分かった。

 

 

子ども達にとっても

非常に良い経験に

なったと思う。

 

 

 

「非常事態には優先的に供給します。それが私達の繋がりです」

 

 

その米農家さんが

仰っておられた。

 

なんて

有り難いことなのだろう。

 

 

 

少しでも安いもの。

あのスーパーのほうが

安いからと

 

目先のことだけに

囚われていると、

 

緊急事態には

対応できないものだ。

 

 

「食」は生きていく上で

最も重要なこと。

 

 

だからこそ、

 

「もしも」に備えて

普段から準備しておかねば

いけないのではないだろうか。

 

 

バランスを考えて。

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

 

道場長 拝