今日の一言 2024-05-22 (水)

人として一流をめざすための道場長の今日の一言 " 20年続けた後に見える景色 "

今朝も目覚めることが出来た。

ありがとう。

 

 

『にじゅうねん つづけた のちに みえる けしき』

 

 

明治時代から約140年間、

日本での成年年齢は

20歳と民法で

定められていた。

 

この民法が改正され、

2022年4月1日から、

成年年齢が

20歳から18歳に変わった。

 

 

成人になるには、

生まれてから、

これくらいの時間が

必要だということですね。

 

 

合氣道を始めて

12年(2024年5月現在)。

 

指導者として

お弟子さんに関わりだして

10年が経つ。

 

 

「道場は軌道に乗るまで10年かかる」

 

師匠である琴地先生は

当時の私に

事あるごとに、

そう指導してくださった。

 

師匠のお言葉通り、

10年にして、

やっと道場としての

道筋が見えてきた。

 

 

この10年間は

まさに私の人生の

豊穣(ほうじょう)の時であったと思う。

 

 

 

そして今から10年後に

「やりたかったこと」が

現実に見えてくるのだろう。

 

 

この先の

10年の歩み方次第で、

「見える世界」が

変わってくるようにも思える。

 

 

明日のことは分からない。

生きているか

さえも分からない。

 

天地大自然のみ

知ることだ。

 

 

だから

今日が最後の日だと思って、

やるべきことを

一生懸命やる。

 

それしか出来ない。

その一日一日の積み重ねだ。

 

 

現代は時短、時短と

無駄を省いて

スピード重視の

世の中であるが、

 

 

人間が生きていく

成長過程には

時間が必要だ。

 

 

子どもが生まれるまで

十月十日(とつきとおか)

必要である。

 

時短で一ヶ月にしよう

と言っても無理なことだ。

 

 

人間には

時間が大事で、

 

 

たとえそれが

無駄なようであっても、

 

多少の遠回りで

あったとしても、

 

 

その間を

「どう生きたか」によって

 

 

20年後に

「見える景色」が

変わってくるのだろう。

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

 

道場長 拝