今日の一言 2023-11-13 (月)

道場長の今日の一言 "実るほど頭を垂れる稲穂かな"

「みのるほどこうべをたれるいなほかな」

稲の穂は実が入ると

重くなって

垂れ下がってくる。

学問や技能が

深まるにつれ、

その人柄や行為が

かえって謙虚になることのたとえ。

努力して学んだ

知識、

学問、

教養が本当に深まり、

身についてくると、

おのずと人格も形成され、

人に対し

「おかげさまで」と

謙虚な心を持って

接することが

できるようになる。

まだまだ、

自分の未熟さを

天地大自然が教えてくれる。

この「深まり」こそが

天地大自然の配剤であり、

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

という言葉は、

すぐ思い上がり、

自惚れてしまう自分に、

そうした姿になってないか

問いかけてくれる

言葉であり、

自分への戒めとして

常に心に留めておかねばいけない。