今日の一言 2026-10-22 (木) ~ 2026-10-25 (日)
道場長 今朝の言の葉 " 京都の清々しき神域と大和言葉「もっけの幸い」 "
10月22日のブログ更新が
夜分になってしまいました。
10月21日世界中でウェブサイトに
広く利用されているシステム(PHP)に
重大な脆弱性が発見され、
その予防措置として
世界各国の多くのウェブサイトが
一時的に遮断される事態が起きておりました。
その影響を受け、
当道場のサイトもアクセスが遮断され、
日中のブログ更新作業が
どうしてもできない状態となっておりました。
現在は無事に復旧し、
安全が確認されております。
何卒ご容赦くださいませ。
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は二十四節氣
寒露【かんろ】末候
七十二候
第五十一候 蟋蟀在戸【きりぎりすとにあり】
十月十八日~二十二日ごろ
キリギリスが戸口で鳴くころ。
今日の言の葉
『 もっけの幸い 』
10月21日は、
追手門学院大学教育後援会の
懇親会に出席するため、
京都へと足を運びました。
10月も中旬を過ぎたというのに
季節外れの暑さとなり、
氣温は30度を記録しておりました。
会場であります、
「鮒鶴(ふなつる)京都鴨川リゾート」へと
向かう道すがら。
阪急河原町駅から
木屋町通を歩き、
まだ少しばかり
時間がございましたので、
鴨川沿いのベンチに腰を下ろしました。
30度という暑さではございますが、
そこはやはり10月の後半。
川沿いを吹き抜ける南風が、
思いのほか
心地よく感じられたのでございます。
その心地よい風に吹かれながら
京都の景色を眺めておりますと、
ふと、同じ京都に鎮座する
「北野天満宮」へ、
はじめて参拝した時のことが
思い起こされました。
鳥居をくぐる私の胸の内には、
深い畏怖の念が渦巻いておりました。
いわれなき罪によって
大宰府へと追いやられた菅原道真公。
そのご逝去ののち、
京の都を立て続けに襲った
凄絶なる天変地異。
古の人々はそれを
「無念の御魂の荒ぶり」と深く恐れ、
その強大な力を鎮めるために
建立されたのが、
この北野天満宮であるという歴史。
その奥深き由縁を思いますと、
目に見えぬ怨念や、
恐ろしい祟りの痕跡が
色濃く残っているのではないかと。
畏れ多くも、
足を踏み入れることに
微かなおののきを感じていたのです。
さはさりながら、
いざ手水を使い
御本殿へと向かい
静かに手を合わせてみますと、
そこには
荒ぶる氣配など微塵もございませんでした。
ただただ、
澄み切った秋空のように
清廉(せいれん)で、
清々しい氣に満ちた、
静謐なる神域が広がっていたのです。
人間のしでかした
理不尽な悲劇すらも、
見えざる力を畏れ敬い
真摯に祈りを捧げ続けることで、
これほどまでに清らかな場へと
昇華されてゆくものなのだと
深く心を打たれました。
はるか昔、
この国に生きる人々は、
吉凶のすべてを
「人間の浅知恵では計り知れない、
目に見えない大きな存在の働き」として
受け止めておりました。
過ぎ去りし懐かしい
昭和の面影が残る頃まで
日常の中に溶け込んでいた、
「もっけの幸い」という
美しい大和言葉もその一つでございます。
「もっけ」とは、
文字にいたしますと
「物怪」や「勿怪」と書き表します。
宮崎駿監督の映画
『もののけ姫』でも
広く知られるようになった。
目に見えぬ不思議な存在
「物の怪(もののけ)」から
転じた言葉なのだそうです。
不意に降りかかる災いも、
思いがけぬ吉事も、
すべては人知を超えた
「物の怪」からの働きかけであると。
常に謙虚な
畏敬の念を抱いていた古の日本人。
ですから、
思いがけない嬉しい出来事に巡り合ったとき、
現代のように
「ラッキー」などと、
単なる偶然や
己の手柄として片付けるのではなく、
「これは見えない存在からの
ありがたい贈り物かもしれない」と。
そう心に留めながら
「もっけの幸い」とそっと口にしてみる。
すると、
何氣ない日常の景色の中に
見えざる力との繋がりを感じて
おのずと笑みがこぼれる。
温かで奥深い彩りが
生まれるような氣がいたします。
今週もありがとうございました。
良い週末を。
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合氣道琴心館寺崎道場は
単に技のみを学ぶ場ではありません。
私たちが大切にしているのは、
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