今日の一言 2026-06-10 (水)
道場長の一日一心 " 【生氣溌剌】 心身一如となり、全身から氣を出す "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
本日は、二十四節氣
芒種【ぼうしゅ】次候
七十二候
第二十六候 腐草為蛍【くされたるくさほたるとなる】
6月10日~15日ごろ。
野原では蒸れて、腐りかけた草の中から蛍が舞い飛び始めるころ。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 【せいきはつらつ】しんしんいちにょ と なり、ぜんしん から き を だす 』
先日、稽古のあとに
あるお弟子さんから
嬉しいお声がけをいただきました。
「先生のお顔は、とてもハリがあって、生き生きとされていますね」と。
また、ご近所の方からも、
「いつも血色が良く、健やかでいらっしゃいますね」と。
ありがたい
お言葉を頂戴いたしました。
ふと鏡を見ますと。
自分でも
そう感じる瞬間が
少なからずございます。
それにちなんで、
合氣道を学びはじめた頃の
記憶が蘇ってまいりました。
私の師匠である
合氣道琴心館(きんしんかん)館長、
琴地 茂(ことち しげる)先生の
お顔を拝見した時のことです。
とても、つややかで
内側から光を放つような、
そんなお顔立ちをされておられました。
また当時、
小学生だった私の娘たちを
ご縁あって、
他流派の合氣道団体の道場へ
通わせていた時期がございました。
少し遠方でございましたので、
私も送迎を兼ねて
よく道場へ足を運んでおりました。
その折に拝見した、
そちらの団体の館長先生もまた
私の師匠である
琴地 茂先生と同じように、
大変血色が良く、
つややかなお顔をされておられました。
合氣道初心者であった私は
そのお姿を拝見するたびに、
「氣が出ている方は、自ずと顔に艶が出るのだな」と、
深く感銘を受けたものでした。
そして、
「自分もいつか、あのような顔になれるのだろうか」と、
憧れを抱きながら、
思いを巡らせておりました。
あれから、
14年ほどの歳月が流れ、
まだまだ
未熟者ではございますが、
お弟子さんやご近所さんから
そのように
仰っていただけるということは、
少しは、その境地に
近づくことができたのでしょうか。
「氣を出す」ということは、
ゆったりとした深い呼吸とともに
正しいリラックスを
心がけることから始まります。
常に心を臍下の一点に静めること。
そこから滞りなく、
力強い「氣」が湧き上がってまいります。
氣を出すこと。
それは天地大自然と
自分の心と身体が一体になること。
指先まで、
そして自身の周囲へと
大きく、力強く、豊かに、
全身から氣を出していく。
心穏やかに他者と争わず。
天地と結びつき、
和合の精神で
「氣を出し続ける」こと。
そうして溢れ出た氣が
内面からの健やかさとなり、
日々の呼吸法の恩恵もあって
おのずと顔の艶となって、
表に表れてくるのだと感じております。
―――――――――――――――――
合氣道琴心館寺崎道場が
大切にしているのは、
ただ技の形を習うことではありません。
天地大自然と心身が一体となる境地を、
日々の暮らしの中でいかに体現していくか。
その「心と身体の調和」を、
生涯を通じて深く探究することです。
自らが豊かに氣を出し、
「率先躬行」の姿勢を示すことで
「周囲の人々の心に灯火を灯す」ような生き方を
ともに探究していくことです。
日々の稽古や自然の理からの氣づき、
そしてこの終わりのない歩みを
この道場長ブログ
『ぼくらの合氣道』にて発信しております。
より健やかな生き方、
良好な対人関係の築き方など
現代の暮らしに活かすヒントが
ここにあるかもしれません。
ぜひバックナンバーもご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝