今日の一言 2025-12-01 (月)

道場長の一日一心 " 師走こそ整えるべき「自律神経」と呼吸法 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

今週もよろしくお願いします。

 

 

 

本日は、二十四節氣

小雪【しょうせつ】次候

 

七十二候

第五十九候 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)

11月27日~12月1日ごろ。

「朔風(さくふう)」とは北風のことで、冷たい北風(木枯らし)が吹き、木の葉をすっかり払い落としてしまうころ。

 

 

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 しわす こそ ととのえ る べき「じりつしんけい」と こきゅう ほう 』

 

 

 

 

 

今年も早いもので、

今日から12月、師走に入りました。

 

 

​この「師走(しわす)」という言葉は、

「師(僧侶など)」も走り回るほど忙しい、

 

という意味から

来ていると言われています。

 

 

 

 

年の瀬を迎え、

仕事納めや大掃除、

新年の準備など、

 

誰もが

心身ともに余裕を失いがちな時期です。

 

 

この時期は

毎年、焦りや氣の緩みから来る

事件や事故が増加する傾向にあります。

 

 

しかし、

この慌ただしい師走だからこそ、

 

私たちは

「心を平穏に保つ稽古」を、

 

日常の中で

意識的に行う必要があると思うのです。

 

 

 

 

" 合氣道の教え:乱れた時こそ、中心を意識する "

 

 

 

​合氣道では、

相手の攻撃や予期せぬ事態に直面した時、

 

まず

自分自身の姿勢を整え、

 

「中心」を崩さず

冷静に対応することを技の中で学びます。

 

 

 

心身の中心が乱れると、

技も乱れ、

 

相手を投げることができません。

また、

無用な怪我にも繋がります。

 

 

 

 

師走の「忙しさ」は、

たとえるなら

周囲からの波や攻撃のようなもの。

 

 

その波に

飲まれないためにも、

 

自分の内側、

つまり心身の土台である

「自律神経」を調えることが不可欠です。

 

 

 

 

 

" 自律神経を調える「究極の呼吸法」"

 

 

 

 

​自律神経は、

私たち自身の意思ではコントロールできない、

 

心臓の動きや

消化器の働きを司る重要な神経です。

 

 

 

この自律神経こそが、

心身の平穏と深い関わりを持っています。

 

 

 

自律神経には、

活動時に優位になる「交感神経」と、

 

リラックス時に優位になる

「副交感神経」があります。

 

 

 

乗り物にたとえるなら、

交感神経がアクセルで、

副交感神経がブレーキのようなものでしょうか。

 

 

 

そして、

この二つのバランスを

 

意図的に整えることができる

一つの方法が、「呼吸法」なのです。

 

 

 

長く静かに息を吐く時

副交感神経が優位になり、

リラックス・心身の平穏につながります。

 

 

一方で、

ゆっくり深く息を吸う時

交感神経が優位になり、

集中力・活動力につながります。

 

 

 

 

 

" 師走に実践すべき「心の安定呼吸」"

 

 

 

 

呼吸法で大切なのは、

「吐きに任せ、吸いに任せる」

ことです。

 

 

​そして、

もう一つ大切なことは「姿勢を正す」こと。

 

 

姿勢が乱れていては深く長い呼吸はできません。

 

 

椅子に座っている時でも、

仙骨を起こし、上半身の力を抜きます。

 

 

 

長く吐く(最重要)

口をあいうえおの「あ」または

はひふへほの「は」、に開け、

 

遠くに吐き出すように、

体の中の悪い氣をすべて出し切るイメージで、

 

時間をかけて

ゆっくりと息を吐き切ります。

 

 

 

自然に吸う(吸うに任せる)

吐き切ったら、

力まず自然と鼻から

空氣が入ってくるのを待ちます。

 

自然に任せ、入ってくるだけ吸います。

但し、力んではいけません。

 

 

 

吐くときも吸うときも

無理に長くしようと思うと、

自然に心身は力んでしまいます。

 

 

これでは、

せっかくの呼吸法も

効果は少なくなってしまいます。

 

 

 

 

まずは、

自分自身の吐ける範囲で、

吸える範囲で実践してみましょう。

 

 

 

 

呼吸法は

吐きではじめて、吐きで終わる

ようにしましょう。

 

 

 

慌ただしいこの時期、

意識的に

副交感神経を優位にすることで、

 

緊張や焦りが和らぎ、

 

心身ともに健康体で

この慌ただしい時期を乗り越える

土台ができます。

 

 

 

 

 

" 新たな年を迎えるために "

 

 

 

 

「呼吸」は、

私たちが生まれてから死ぬまで、

 

一瞬も

欠かすことのない生命活動そのものです。

 

 

 

この最も欠かすことのできない

生命の営みをを

 

意識的に

コントロールすることで、

 

私たちは

自分の心のあり方をコントロールできます。

 

 

 

 

​事件や事故を未然に防ぎ、

充実した年の瀬を過ごすために。

 

 

 

今日から

一つ一つの呼吸を大切に、

そこに意識を向け、心を平穏に保ちましょう。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝