今日の一言 2025-10-30 (木)

道場長の一日一心 " 「下がる」から「飛べる」成長の法則 "

今朝も目覚めることができた。

ありがとう。

 

 

本日は、二十四節氣

霜降【そうこう】次候

 

七十二候

第五十三候 霎時施(こさめときどきふる)

10月28日~11月1日頃。ときどき小雨が降る頃。

小雨はすぐに止んでしまうような降っては止み、すぐに晴れるといった時雨(しぐれ)のことを指します。

 

 

 

今日の " 道場長の一日一心 " 

『 「さが る」から「とべ る」せいちょう の ほうそく 』

​

​

​

 

" 良くなる前に「悪くなる」のは当たり前 "

 

​

​

​

 

この世の真理、

「天地大自然の法則」を

 

理解していない人が

いかに多いか、と感じる日々です。

 

 

 

​私たちが

何か新しいことに挑戦する時、

 

あるいは

人生でこれまでと全く違った、

大きな道に進もうとする時。

 

 

必ず一度は

「反対の出来事」が起こります。

 

 

​良くなるためには、

その直前に一度、

 

その反対に

「悪くなる」現象を

経験せざるを得ません。

 

 

​

 

" 飛躍の直前には「ため」が必要 "

 

 

 

​これは

人生の中で、

 

自分が成長する過程において、

揺るぎない原理原則です。

 

​

 

​大きく飛躍し、

高く上がろうと思ったら、

 

一度、

深く膝を曲げ、

 

下に「下がらねば」、

その反動で

大きく飛ぶことはできません。

 

 

​

この「下がる」局面を、

停滞や後退、

 

あるいは

失敗だと捉えてしまい、

 

手を止めてしまう人が

あまりにも多いように思うのです。

 

 

​

 

" 心と身体に起こる「好転反応」"

 

 

 

​特に、

「良くなる前には、一時的に悪くなる」

という現象は、

 

私たちの心身の営みの中で、

具体的なサインとしても表れます。

 

​

 

たとえば、

整体の施術などを

受けた後のことを考えてみてください。

 

 

長年の体の歪みを正し、

滞っていたエネルギーを

流し始めた直後、

 

一時的に体がだるくなったり、

痛みが増したりすることがあります。

 

 

​これを、

「好転反応(こうてんはんのう)」と

呼びます。

 

 

​

身体は、

真に良い状態、「良くなる」ために、

 

一度、古い毒素や

悪い習慣によって

 

硬直した部分を

排出しようと

激しく活動を始めるのです。

 

 

この激しい

排出作用や調整期間を、

 

私たちは

表面的な感覚で

 

「悪くなった」と

錯覚してしまいがちです。

 

 

​

人生や精神的な成長も全く同じです。

 

 

​

悪い習慣を断とうとする時の

強い葛藤や苦痛。

 

 

 

​新しい価値観を

受け入れた直後の、

一時的な人間関係の摩擦。

 

 

 

​これらは、

自分の心や人生が、

 

根本的に

「良くなろう」と必死で戦い、

身体をリセットしている証拠なのです。

 

 

 

合氣道を学ぶにも

入門時において、

 

 入会金を納め

道着を購入するといった、

 

初期投資が必要になりますね。

 

 

 

 

" 大飛躍を阻む「良くなりたい、悪くはなりたくない」という傲慢 "

 

 

 

​誰もが良くなりたいと強く願う。

 

しかし、

悪くはなりたくない、

 

わがまま、傲慢、怠慢な人は

辛い「好転反応」は受け入れたくない。

 

 

 

これは、

「天地大自然の法則」に

真っ向から反する姿勢です。

 

 

 

このブログを毎日読んでくださる

賢者の皆さんなら、

 

「そんなこと、当たり前のことじゃないですか。」

 

そう思ってくださることでしょうね。

 

 

​

しかし、

そうではない人も多くいるのです。

 

 

 

実際に

私が合氣道を通じて、

 

その方の素質を評価して、

更なる成長、向上を願い、

 

ある提案を

させていただいた事があります。

 

 

そこで、その方に

「但し、軌道に乗るには少し時間もかかるし、少しの出費も必要になります」

 

そうお話したところ、

「そんな時間もお金もかかるなら、私はできません」

 

そう即答されました。

 

 

 

 

「痛みなくして成長なし」

 

 

 

痛みとは、

身体や心が新しいステージへ

 

移行する際の

摩擦熱のようなものです。

 

 

その摩擦から

逃げようとすれば、

 

熱は生まれず、

永久に現状維持のままです。

 

 

 

​

" 天地大自然の法則と合氣道の「受け身」の精神 "

 

 

 

​物理学的に見ても、

これは疑いようのない事実です。

 

 

​

上から物を下に落とせば、

地面に落ちて必ずはね返る。

 

 

 

​下がれば、必ず上がる。

 

 

 

​合氣道の稽古とは、

この法則を

「心と身体」で知ることでもあります。

 

 

 

​相手の「氣」が向かってきたとき、

力で押し返すのではなく、

 

あえて一度その「氣」に

「沿って下がり(受け入れ)」、

 

その「下がる」という

運動の中に相手の力を飲み込み、

 

「臍下の一点」で

増幅させてから、

 

その反動を利用して

「上げる(投げ返す)」のです。

 

 

 

​

 

"「反対の出来事」を歓迎する心 "

 

 

 

 

​もし今、

あなたの人生に、

 

あるいは

合氣道の稽古の中で、

 

望まない

「反対の出来事」や、

 

成長のための

「好転反応」が起こっているならば、

 

それは大きな飛躍の前の

「ため」だと捉えるべきです。

 

 

 

​不調や失敗は、

これまでのやり方を見直す

一時的な「沈み込み」の機会です。

 

 

​

辛い「好転反応」は、

心と身体が根本から改善に向かっている

確かなサインなのです。

 

 

 

​この原理原則を深く心に刻み、

「下がること」を恐れず、

 

「反対の出来事」を歓迎できる

心境こそ、

真の成長への道です。

 

 

 

 

​道場に来て、

失敗を恐れず、

何度でも転んで(下がり)ください。

 

転んだ分だけ、

必ず立ち上がり(上がり)、

 

大きく飛躍できるエネルギーが

必ず、蓄積されるのです。

 

 

​

 

上から物を落とせば

下に落ちる。

 

地面に落ちれば、

その反動ではね返って上がる。

 

 

 

この天地大自然の

絶対的大法則に

 

「ノー」と言える人は、

世界中で誰一人として、いないのでありまする。

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝