今日の一言 2025-08-04 (月)
道場長の一日一心 " 新幹線を遅らせてでも観たかった、真打ちの「氣」 "
今朝も目覚めることができた。
ありがとう。
今週もよろしくお願いします。
本日は、二十四節氣
大暑【たいしょ】末候
七十二候
第三十六候 大雨時行【たいうときどきにふる】
「大暑」は末候へと移りました。
「大雨時行」は8月2日~8月6日ころにあたり、積乱雲が発達し、時に激しい雨が降ることを表しています。
局地的な大雨や雷雨が起こりやすい時期ですね。
今日の " 道場長の一日一心 "
『 しんかんせん を おくらせ て でも み た かった、しんうち の " き " 』
" 真打ちの迫真の「氣」を稽古に "
毎年7月の終わりから
8月の初めにかけての1週間、
神戸・新開地の喜楽館では
「納涼ウィーク」と銘打って、
少しゾッとする怪談噺で
暑さを吹き飛ばしてくれます。
私が特に " 楽しみ " にしていたのが、
納涼ウィークの終盤である8月1日でした。
ご本人がモデルになった、今話題の映画
「事故物件ゾク 恐い間取り」が現在上映中の
私の大好きな「事故物件住みます芸人」の
松原タニシさんが、
その日は喜楽館で
仲入り前に怪談を披露してくれるのです。
しかし、
この日は東京での出稽古のために
神戸を出発する日でした。
なんとか仲入りまでなら
新幹線の時間に間に合うのですが、
せっかく慌ただしい時間を割いて
喜楽館まで来たのだから、
やはり「真打ち」の芸も観たい。
そう思い、
新幹線の予約を遅らせて最後まで観ることにしました。
この日の真打ちの演目は、
それほど怖くない怪談噺でしたが、
さすが!真打ち!
その迫真の演技に引き込まれ、ただただ圧倒されました。
最前列で観ることができたおかげで、
その「氣迫」を肌で感じることができました。
私は定期的に寄席に行きます。
その理由は
" 合氣道の稽古に通じる学びがそこにあるから " です。
開演前の前座いわゆる " 開口0番 " から " 真打ち " まで、
8人の噺家さんが舞台に上がりますが、
やはり後になるほど、
その表情、話し方、
立ち居振る舞いすべてが格段に違います。
一流の噺家さんから発せられる
「氣」を肌で感じ、それを稽古に活かす。
これが私の寄席に行く目的です。
真打ちの芸を堪能した後は、
猛ダッシュで新開地駅へ。
JRに乗り換え、なんとか予約を遅らせた
新幹線に飛び乗ることができました。
東京に着くのは大幅に遅れてしまいましたが、
延着も快く了承してくれた
東京のお弟子さんにも感謝しかありません。
この日、
真打ちから学んだ迫真の「氣」を心に、
それを全身全霊で
東京、神奈川のお弟子さん方に届けたい。
お盆明けまで続く出稽古、「魂」で臨みたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
兵庫県合氣道連盟
合氣道琴心館寺崎道場
道場長 拝