今日の一言 2025-05-02 (金) ~ 2025-05-04 (日)

道場長の一日一心 " 国の成長を期する日に考えること "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節氣 穀雨 (こくう) ・末候

 

七十二候 

牡丹華 ぼたんはなさく

 

第十八候

「穀雨」は末候へと移りました。

「牡丹華」は4月30日~5月4日頃に相当します。

この候は、まさに牡丹の花が咲き始める頃です。

 

 

 

 

 

今日のお題

 

 

 

 

 

『 くに の せいちょう を きす る ひ に かんがえ る こと 』

 

 

 

 

 

今年のゴールデンウィークは

飛び石連休ですね。

 

後半の4連休に

出かける予定がある人も多いことでしょう。

 

 

でも、その前に、

連休後半の初日、5月3日は「憲法記念日」です。

 

 

 

少し、「日本の最高法規」である

「憲法」について考えてみましょう?

 

 

 

 

先日、ある定食屋さんで

日替わりランチを注文しました。

 

その日のメニューは

豚の生姜焼き定食でした。

 

 

注文の際に、「ご飯大盛りできますか?」と

尋ねたところ、

 

前までは無料だったが、

最近の物価高と米価格の高騰で、

ご飯大盛り代110円かかると言われました。

 

 

それは、無理もないことです。

 

 

快く大盛り代を支払って、

美味しくお昼ご飯をいただきました。

 

 

 

 

「は?それが憲法と何の関係があるの?」

 

 

 

そう思われた読者の皆さんも多いはずですね。

 

 

 

それが大いに関係があるのです。

 

 

 

 

「日本国憲法」は、

私たちの国のあり方の根本を定める

大切なルールです。

 

 

そして、

憲法のもとには様々な法律があり、

私たちの社会や暮らしを形作っています。

 

 

 

 

 

『 あなたはこの問題、どう考えますか?

 

日本の「財政法第4条」改正案が問う、私たちの未来 』

 

 

 

 

 

 

突然ですが、

「財政法第4条」という法律をご存知でしょうか?

 

 

もしかしたら、

初めて耳にする方も多いかもしれません。

 

 

 

 

しかし今、

この法律の改正案が、

 

日本のこれからを考える上で、

 

非常に重要な

問題提起を私たちに突きつけています。

 

 

 

 

この法律、

第二次世界大戦後の占領期、

まもなく作られたものなのですが、

 

 

その内容と、

現代の日本の状況との間に

大きなギャップが生まれているのです。

 

 

 

それは一体、どういうことでしょうか?

 

 

 

 

 

 

『 戦後、占領期に生まれた法律が、今の日本にそぐわない?』

 

 

 

 

「財政法第4条」は、簡単に言うと、

 

 

国が「建設国債」という

特定の目的以外で

 

借金(国債発行)をすることを

原則として禁止しています。

 

 

つまり、後に残るもの、

 

たとえば、

道路の建設であるとか、

新たに橋を建設するとか。

 

 

それ以外は国債は発行できない。

 

 

 

敗戦以降、二度と戦争をできない国にするため。

 

 

簡単に言えば、そういうことです。

 

 

 

 

これは、「戦時国債」というもので、

 

今、戦争状態にある

ロシアもウクライナも

 

この「戦時国債」を発行しなければ、

戦争はできないのです。

 

 

 

日本も戦争中は、

無制限な国債発行をして、戦争をしました。

 

 

 

それは敗戦以降、

 

「二度と日本が戦争をする力を持たないように」という

 

強い意志のもとで、その憲法は作られました。

 

 

 

 

平和な日本を作るための、

いわば強力な「縛り」だったわけですね。

 

 

 

 

 

しかし、時代は変わりました。

 

 

 

 

今や、日本の安全保障を取り巻く環境も、

かつてとは比較にならないほど

変化し脅威が増しています。

 

 

 

日本が向き合うべき、抱える多くの「内憂外患」。

 

 

 

 

そんな中で、

「橋や道路の建設」のためなら

借金してもいいけれど、

 

 

たとえば、

「国家防衛」のためには借金がしにくい、

 

という現在の法律の規定が、

現実と合わないのではないか?

 

という声が上がっているのです。

 

 

 

実際、

自衛隊の船をつくる費用が

 

「建設国債」で賄われている

という事例があるらしいのです。

 

 

 

もし、それが事実であるなら、

 

法律の建前と実際の運用に

ねじれが生じているようにも見えます。

 

 

 

 

 

 

 

『 問われているのは、

戦後日本のかたちそのもの 』

 

 

 

 

この「財政法第4条」の

改正案をめぐる議論は、

 

単に憲法の条文を変えるか、

という話だけに留まりません。

 

 

 

これは、

私たちがこの80年以上築き上げてきた、

 

「敗戦後の日本」のあり方を根本から

問い直そうとする、動きなのかもしれません。

 

 

 

 

戦後の平和国家としての

歩みを守りつつ、

 

変化する世界情勢の中で

 

日本の安全保障や

未来の子ども達をどう護っていくのか。

 

 

 

 

そのためには、

経済的な基盤である財政のルールを、

 

現代に合わせて

見直す必要があるのではないでしょうか?

 

 

 

 

この問いに、

私たち一人ひとりが

向き合うことが今、求められています。

 

 

 

「自分の知ったことじゃない」などと、

他人任せにしてはいけないのです。

 

 

 

私たち日本国民が、

自分の頭で考えることか大切です。

 

 

 

政治の世界でも、

この問題について様々な意見があり、

 

活発な議論が行われているようです。

 

 

この難しい問題に、

どう折り合いをつけていくのか、

注目が必要です。

 

 

 

 

 

 

『 さあ、あなたはどう考えますか?』

 

 

 

 

 

「財政法第4条」の改正案は、

私たちの暮らしや

日本の未来に深く関わる問題です。

 

 

 

戦後の平和への誓いを

どう引き継ぎ、

 

同時に、

現代の課題にどう対応していくのか。

 

 

 

 

 

「憲法は変えるべきだ」という意見も、

 

 

「憲法は守らなければいけない」

「安易な借金には反対だ」という

意見もあるでしょう。

 

 

 

護憲派?

改憲派?

 

どちらの立場に立つにしても、

 

 

まずはこの問題を知り、

 

「自分ならどう考えるか」を

スタートさせることが大切だと思います。

 

 

 

 

ぜひこの機会に、

 

「財政法第4条」の改正案について

自分で調べ、自分の頭で考え、

 

周りの人や家族で話し合ってみてください。

 

 

 

お米や卵といった、

私たち日本国民になくてはならない

食料品やガソリンの高騰。

 

私たちの生活は日々、苦しいばかりです。

 

 

 

国会では

減税案が持ち上がっているようですが、

 

それも

一時的なものでは解決にはなりません。

 

 

 

以下は私の憶測ですが、

( でも本当は憶測ではありませぬ )

 

財務省官僚たちはこう言います。

 

 

「道路や橋を作ること以外、国債は発行できないんですよね?」 

 

「国の借金ができないのなら財源確保できませんよね」

 

「だったら、財源を確保、維持するために増税やるしかないですよね」

 

 

 

そして、

私たち世論はこう言います。

 

テレビ、マスメディアでもこう言います。

 

「自民党も何やってんだよ」

「石破さんも総理なら何とかしろよ」

 

 

 

 

テレビやマスメディアでは

 

財務省や石破首相らを悪者扱いです。

 

 

 

 

でも、

よく考えてみてくださいね。

 

 

 

いくら、財務省を悪者にしても、

石破総理が情けない、などと

言っていても…

 

 

 

この「財政法4条」がある限り、

何も解決しないのです。

 

 

 

テレビでは報道されない、

この問題の根本はそこにあるのです!

 

 

 

 

「憲法9条」にしてもそうです。

 

 

 

また、折を見てこのブログでも

 

「憲法9条」に

触れていこうと思っていますが、

 

 

そもそも、「憲法」は

 

私たち日本国民が、

安全に、平和に、幸せに、

暮らすうえでのマニュアルにすぎず、

 

 

その時代や状況に応じて、

使い勝手が良いように

 

適材適所、変えていくべきものでは

ないのでしょうか?

 

 

 

 

「憲法9条」には、

 

われわれ日本国民を他国から護るための

条文が、一切書かれていないのです。

 

 

国や国民を護れなければ、

そもそも「憲法」も何もないでしょう。

 

 

 

 

 

戦後、占領期のどさくさ紛れに、

GHQ ( 連合国軍最高司令官総司令部 ) が

置いていった、

 

 

原文は英文で書かれた「 仮の憲法 」を

 

 

私たちは、

それにいつまで

縛られなければいけないのでしょうか?

 

 

 

 

 「財政法4条」が変わらなければ、

消費税が20%や30%といった、

時代がやってくるかもしれません。

 

 

 

お昼のランチも

大盛り代が無料になるどころか、

 

今より多く支払わなければ、

 

お腹いっぱい食べられない時代が

すでにもう目の前にあるのです。

 

 

 

 

私たちの生活も、

この先の未来も、

 

私たち自身が考え、

選択していくことから始まるのですから。

 

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

兵庫県合氣道連盟

合氣道琴心館寺崎道場

道場長 拝