今日の一言 2025-01-27 (月)

道場長の一日一心  " 出過ぎた杭になれ "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節気 

大寒 (だいかん) 次候

 

七十二候 

水沢腹堅 みずさわあつくかたし

第七十一候

1月25日~29日頃までは大寒の次候にあたり、川に流れる水が凍ってしまうほど寒く、一年で一番冷える時期です。

 

 

 

今日のお題

 

 

『ですぎ た くい に なれ』

 

 

" 出る杭は打たれる " という

ことわざがある。

 

 

才覚をあらわす者は

妬まれ、妨げられることの

たとえだ。

 

 

昔から日本人は

周りの環境に

同調、調和をする

文化や風習を持っている。

 

言い換えれば、

 

一度決まったことを

変えることができない、

 

という悪しき風習がある。

 

 

それを変えようと、

立ち上がった人の

足を引っ張ったり、

上から叩いて潰して

出させないようにする。

 

" 出る杭は打たれる " とは

そういうことだ。

 

 

世のため、人のために

熱い志を持ってしても

叩かれるのだ。

 

 

いったい

何が正しいのか?

 

さっぱり分からない。

 

 

相手の氣を尊び

相手の立場に立って、

相手を導くことが

合氣道ではないのか?

 

 

私はそう習ってきましたよ。

 

 

そして、

世のため、人のために。

 

その使命感に燃えて

自ら重荷を背負い、

組織や団体、

そこに集まる

人の役に立つよう行動することが

間違いであって、

 

自分のことしか考えず、

常に上から目線で

人の心に

ズカズカと土足で

入り込み、

 

何もせず

あぐらをかいていることが

正しいというのか?

 

 

それが正しいというのなら

それが正しい世の中なら、

 

もう、

そんなところに未練はないよ。

 

 

 

松下幸之助さんは

『出過ぎた杭は打たれない』

という言葉を残している。

 

 

世のため、人ために

役立つ人になるのなら、

" 出る杭 " になれ、

 

しかし、

" 出る杭は打たれる " から

 

いくら

叩きのめされても

踏み潰されようが

じっと耐え、

 

やがて

誰も叩けない

踏み潰すこともできない、

 

大きな大きな

天にも伸びる

" 出過ぎた杭 " になること

であると、

私は捉えている。

 

 

そうなるために、

また今日から

一からの再出発なんだ。

 

 

そう考えさせられた

私の人生63年の記念日だった。

 

 

" おかげさまで "

再出発するには

最適の日になりましたよ。

 

 

まぁ、

63年も生きてたら

こんな日もあるよ。

 

 

この世の中に

正しいことなんか

無いのかもしれない。

 

 

でも私は

世のため、人のために

役立つ人間になることが、

 

" 天地大自然の大道 " であると

確信している。

 

この先も迷わず、

この道を進もう。

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

合氣道寺崎道場

道場長 拝