今日の一言 2025-01-22 (水)

道場長の一日一心  " 何にでも順序がある "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

二十四節気 

大寒 (だいかん) 初候

 

七十二候 

款冬華 ふきのはなさく

第七十候

1月20日~24日頃までは大寒の初候にあたり、ふきのとうのつぼみが地面から顔を出しはじめるころです。大地は春の準備を進めています。

 

 

 

 今日のお題

 

 

『なに に でも じゅんじょ が ある』

 

 

どんなものでも、

どんなことでも

物事には

必ず、順序がある。

 

 

遠くにあるものを

手に取ろうと思えば、

まず近くのものから

取らねばならない。

 

 

遠くへ行こうと

思えば、

まず近くから

出発しなければならない。

 

 

習字は、

楷書から始めて

行書、草書へと段階を踏む。

 

 

通るべき道というものには

必ず、道順があるのだ。

 

 

合氣道も同じだ。

 

 

技は楷書から学ぶ。

 

一つの技を

さらに細かく分け、

手の動き、足の動き、

目線、肩、肘の位置など、

 

一挙手一投足を

決められた順序で稽古する。

 

 

その一挙手一投足には

それぞれ意味がある。

 

それを丁寧に

説明しているにも関わらず、

 

勝手に技の順序を

変えてしまう人も少なくない。

 

ついつい、

面倒になって

教わった通りにしない。

 

そこで、

師範の私が

「投げてみて」と

その人の手を取る。

 

「さぁ遠慮せず、どうぞ」

 

結果は

投げることができないばかりか、

ほんの数センチも

私を動かすことができない。

 

 

そこで初めて氣付く。

 

順序通りしてない人は

絶対に相手を投げることが

できなくなるのだ。

 

 

氣付いては忘れ。

忘れては氣付く。

 

大体、そんなものです。

 

 

でも、

その先に違いが出てくる。

 

 

真剣に " 道筋の理 " を

探究する者は

 

決して、

順序を間違えないのだ。

 

 

あなたはどちら?

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

道場長 拝