今日の一言 2024-12-23 (月)

道場長の一日一心  " 小さくても命は命だ "

今朝も目覚めることができた、

ありがとう。

 

 

本日は、

 

二十四節気 

冬至 (とうじ) 初候

 

七十二候 

乃東生(なつかれくさしょうず)

七十二候の第六十四候で、

ウツボグサが芽を出し始める頃です。

 

 

 

今日のお題

 

 

 

『ちいさく ても いのち は いのち だ』

 

 

 

命というのは尊いもの。

 

 

私達、人間の命は尊いもの。

 

 

それは人間の命だけではない。

 

 

小さな命も命には違いはない。

小さな虫の命も尊いはずだ。

 

 

それを

小さな虫の命など

お構い無しという人を

時々、見かける。

 

 

それが

てんとう虫や

カマキリの赤ちゃんなら

叩き潰したりしない。

 

 

しかし、

蚊を見つけると

即時に両手で叩き潰す。

 

 

また暖かくなってくれば、

蚊も飛び始める。

 

 

道場にも蚊は入ってくる。

 

 

道場では

殺傷力の無い虫除け線香で

蚊の侵入を防いでいる。

 

 

それでも時々、

稽古中に蚊を見つけたら、

戸惑うことなく

両手で叩き潰す

子どもや大人がいる。

 

 

見るに見かねて

注意したことがある。

 

 

 

害虫とは

人間にとっては害虫でも

天地大自然には、

何かしら必要な生き物だ。

 

 

私達、人間が害虫と

呼んでいるだけなのだ。

 

 

小さな小さな虫にも

私達と同じ、

尊い命がある。

 

 

 

「あっ、蚊や」

子どもが迷わず、

手で叩き潰す。

 

 

それは家庭で

親がそうしているから

なのだろう。

 

 

そして、

そのような人ほど

自分や子どもの命は

何よりも大切で

あるかのように言う。

 

 

 

傲慢極まりない人だ。

 

 

合氣道では技を通して、

相手の立場に立って

相手の氣を尊重する稽古をして、

常日頃から身に付けているはずだ。

 

 

そのような

立ち居振る舞いをしていて、

合氣道が上達するはずはない。

 

 

 

別に、

合氣道は上達しなくても

構わないが、

 

 

そのような人や家庭に

幸せは訪れるのだろうか。

 

 

 

生き物の命を

奪っておいて、

哀れさも感じないような

心の人は

決して、

幸せにはつながらない。

 

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

道場長 拝