今日の一言 2024-05-16 (木)
人として一流をめざすための道場長の今日の一言 " 大自然に身を委ねる "
今朝も目覚めることが出来た。
ありがとう。
『だいしぜんにみをゆだねる』
春の指導者講習と集中稽古は
5月1日から2週間行った。
総稽古時間92時間。
1日平均6時間半にもなる。
関東、東北から
指導者とそのお弟子さん
17名が参加した。
前半のGW期間中には
全員揃ってお稽古出来た。
稽古期間中に
3回も東京と神戸を往復する
熱心な指導者もいたほどだ。
最終日には
近くのビーチで
呼吸法と砂浴をして
令和6年春の集中稽古を
締めくくった。
通常の私達がしている
無意識の呼吸は
生きていく上で
必要不可欠ではありますが、
健康の増進にはなりません。
それが「呼吸法」となると
「吐いて吸う」ことを
意識して行います。
これが健康増進、
養生になるのです。
海の近くとか砂浜でする
呼吸法は格別です。
海のリズム、
寄せては返す
波のリズムに
呼吸を合わせます。
この天地大自然のリズムに
自分の呼吸を
重ねることにより、
天地大自然との
一体感が実感できます。
私達の遠い祖先から
受け継がれた
「命の大切さ」を
感じながら
心が無限小に
静まっていきます。
呼吸法は
身体と天地大自然との
氣の交流であり、
はるか宇宙からの
新鮮な生命エネルギーを
体内に取り入れ、
古くなった
生命エネルギーを
宇宙に返します。
静かにゆっくり
口から吐いて、
静かにゆっくり
鼻から吸うことを
繰り返すことで、
いつも体内に
新鮮な生命エネルギー、
天地大自然の氣が充満します。
心身が
病んでいる人の
呼吸は粗く、浅く、短い
呼吸になっています。
そのような呼吸では
天地大自然との
氣の交流、
宇宙からの新鮮な
生命エネルギーを
取り入れることは出来なく、
決して心身ともに
健康体にはなれません。
健康体になるには、
まず深くて静かな呼吸を
身に付けなければならないのです。
この日は
それに加えて
最高のデトックスである、
砂浴も行いました。
この日も天氣がよく
日中は汗ばむほどの
陽氣でしたが、
泳ぐにはまだ早い。
ですので
私も含めて参加者は
水着を持参していません。
砂浴は
水着、
できれば木綿の素材が
良いようです。
本当は
裸で入るのが良いらしいです。
無人島でもない限り、
現実には少し無理かもしれませんが…
砂浴は
足だけでも
相当な効果が期待できるので、
参加者の殆どは
両足首、
ふくらはぎの中間くらいの
深さまで砂を掘り
足を入れます。
1名に関しては
全身埋まりました。
前述の通り、
水着は持参していないので、
Tシャツにジーンズです。
「平氣だよ。砂なんて払えばいいじゃん」
と一言で済ませ、
黙々と自分が入れるだけの
砂を掘り、顔だけ出して
3時間熟睡してしまった。
これが彼女の真骨頂である。
何事にも執着しない、
流れに逆らわない。
ある意味「技」である。
癌を宣告され
余命数ヶ月から
生き方そのものを変えたのだ。
医師も驚いたことに
癌が消えてなくなってしまった。
砂浴は
ただ入っているだけで
砂の中の微生物が
身体の毒素を出してくれる。
ただ入っているだけで、
猛烈な毒素が出て
すばらしい効果を
もたらすのが
砂療法であるとのことだ。
足だけでも
埋まっている
あちらこちらが痒くなってくる。
砂が毒素を
吸い出そうとして
新陳代謝が
猛然とよくなるためだ。
ただ
日焼け対策と熱中症には
要注意なので、
対策は怠ってはいけない。
都会の中にいながら
雑踏を忘れ、
天地大自然、
遥か大宇宙との
繋がりを感じながらの
呼吸法と砂浴は
これ以上ない贅沢であり、
恵みであります。
太陽も砂も
全て自然のものです。
無料なのです。
なんて
ありがたいことなのでしょう。
これだけ
与えていただいて
何も不足はございませぬ。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
道場長 拝